根管治療の手順(流れ)

 

歯に穴を開ける

歯冠部分を削る図

歯冠部分を削り歯に器具が通る穴を開けます。

 

神経(歯髄)を抜く

歯髄除去の図

 

歯に穴を開けたら歯の根元まで届く器具、リーマーやファイルを使いむし歯菌に侵された歯髄を全て取り除きます。根管治療で一番の難所であり、不慮の事故が起き易い部分でもあります。

 

薬剤で殺菌する

薬剤による消毒の図

次に歯の中を薬剤を用いて洗浄します。ここで除菌ができないと、蓋をした歯の中でむし歯が増殖してしまい、再び根管治療をするおとになってしまうので、しっかりと消毒を行います。

薬剤の充填から1~2週間様子を見て問題ないようでしたら次の工程に移ります。消毒が十分でない場合などは薬剤を交換して除菌が済むまで繰り返します。

 

被せ物をする

被せ物の図

 

根っこに充填剤を入れ、その上に土台(コア)を入れ被せ物をすることによって根管治療は終了します。

これが一連の流れになります。